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2017年03月16日
間もなく「ISO9001」の認証取得から18年目を「ISO14001」の認証取得から6年目を迎えます。
いろいろな検査や検証・分析のルールを決めて、完全実施に日々取り組んでいるのですが、
最近少し気になることがありました。若手社員と話をしていると、
「品質を維持するためや、環境インパクトを低減するために「検査・分析」を
決められた通りに実施しています。」という答えが返ってきたのです。
不良品を流さないという目的であれば「検査」は有効な方法ですが、不良を出さないためであれば
ほとんど役に立たないと思うのです。
環境面でも同様に、環境に悪い影響を与えないように検査や分析を行っても、
環境そのものが変化するわけではありません。
ものづくりを仕事にしているのであれば
「いつ、何個作ろうが、絶対に不良が発生しない作り方を確立させる」ことが、
目標になるべきだと考えます。
そうなれば、検査は不必要になるのです。
究極の目標だとは思いますが、
「必要悪」「仕方がない」という気持ちから「不適合」が生まれ「不具合」になって
最後には「不良」につながるのかなと考えます。
ITが進化して何でもできる時代といわれる今だからこそ、
心の中の「必要悪」という鎖を振り解いていきたいと思います。
皆さんは、どう感じられますか?
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